逃走した警察犬の名前「子供に名付けたらどうや」「迷子にならないように」…部下にパワハラ発言
昨年10月に行方不明者の捜索中に逃走して話題となった兵庫県警の警察犬「クレバ号」と同じ名前を子供につけるよう部下に対して発言するなど、不適切な言動を繰り返したとして、県警が50歳代の男性警部補を所属長訓戒の処分にしていたことがわかった。警部補は「冗談の延長のつもりだった」と弁解しているという。処分は3月5日付。
県警監察官室によると、警部補は2019年5月~20年12月、勤務先の警察署で、20~40歳代の部下5人に対し、長時間、立たせたまま説教するなどのパワハラをしたとされる。子供がいる30歳代の男性巡査には「迷子にならないよう『クレバ』と名付けたらどうや」などと発言したという。
クレバ号は昨年10月、兵庫県福崎町で行方不明者の捜索中に逃走し、2日後に発見された。引退も検討されたが、復帰を望む声が多数寄せられ、再訓練後、今年2月に復帰した。
読売新聞より転用
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