九電、通信系子会社2社を合併 法人向け営業強化
- 企業・経済
- 2019年6月19日
九州電力は18日、通信事業のQTnet(キューティーネット)と、データセンターなどを展開するキューデンインフォコム(Qic)の子会社2社を、7月1日に合併すると発表した。法人向け営業体制の強化に加え、効率化で生み出した余力を成長分野への投資に振り向ける。
QTnetは、九州を基盤に個人向けのインターネット通信サービスに加え、自治体、企業向けのネットワーク関連事業を手がける。Qicは福岡市内に2カ所あるデータセンター(DC)を運営し、首都圏など九州外に基盤がある顧客が多い。9月にはJR博多駅近くに最新鋭のDCも完成する。
合併後は、両者のインフラを活用し、九州内外で営業を展開する。また、AI(人工知能)など、発展著しい分野への投資も強化する。
九電情報通信本部長の能見和司上席執行役員は「売上高は2社の合計で600億円程度だが、令和12(2030)年度までに1千億円規模にしたい」と述べた。
一言コメント
攻めの経営だね~
コメントする