福岡県議会、公費の海外視察で当初の予定にないドバイ訪問…立民県連代表「今回は問題が多かった」
福岡県議会の主要会派代表らが4月にアフリカや中東を公費で訪問した海外視察を巡り、視察に参加した県議会民主県政クラブ会長の岩元一儀県議が11日、福岡市内であった立憲民主党県連の会合で、迷惑をかけたとして陳謝した。会合後に同党県連の城井崇代表が明らかにした。
県議会の海外視察を巡っては、視察後に報告義務がないことに加え、今回の視察では、当初予定していた南アフリカやケニアのほか、ドバイも訪問していたことが判明。報道機関からの要請を受け、県議会側が7日に報告書を開示する異例の経過をたどっていた。
会合は一部を除き非公開で開催された。城井代表によると、会合で岩元県議は出席者に陳謝。その上で、視察費用の上限が規定されていない現行のあり方などに関しては、見直しを検討中であることも報告したという。
城井代表は、「今回の海外視察は問題が多かったと思う。多額のお金を要する活動への厳しいまなざしを自覚して行動すべきだ」とした。
読売新聞 より転用
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