国内初の水族館一体型球場も、東京ジャイアンツタウン建設進む…新球場の完成度は「4割ほど」
- 政治・経済
- 2024年5月2日
国内初の水族館一体型球場を備えた「TOKYO GIANTS TOWN」(東京ジャイアンツタウン)の建設が、東京都稲城市で進んでいる。新球場の輪郭が見え始めた4月下旬、読売ヘリが上空から撮影した。
よみうりランド遊園地に近い敷地は周りを道路に囲まれ、まるで魚のようなユニークな形をしている。その真ん中にあるのが、来年3月にオープンする「新GIANTS球場」のメイングラウンドだ。東京ドームと同じ中堅122メートル、両翼100メートル。約2600席が設けられるスタンドやバックスクリーンなど建物部分の工事は順調に進んでおり、全体像が見えてきた。
担当者によると、現在の新球場の完成度は4割ほど。これからグラウンドの水はけを良くするための整備に入る。炎天下でも人工芝の表面温度が上がるのを抑えられるよう、クッション材として一般的に用いられる黒いゴムチップの代わりに天然素材を使用する計画だという。
秋を迎える頃には、隣接するサブグラウンドを含め、新球場は鮮やかな緑色に染まる見通し。
読売新聞より転用
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