ニトリの元労組委員長、任期中に1億2800万円着服か…警視庁が逮捕
- 政治・経済
- 2023年7月1日
家具製造販売大手「ニトリ」(札幌市)の労働組合の資金を着服したとして、警視庁赤羽署は30日、ニトリの元労組中央執行委員長で配送会社アルバイトの小野正行容疑者(51)(さいたま市岩槻区本丸)を業務上横領容疑で逮捕したと発表した。時効分も含め着服総額が約1億2800万円に上るとみて調べている。
発表によると、小野容疑者はニトリ社員で労組中央執行委員長だった2020年10~12月、労組の口座から6回にわたって計400万円を無断で引き出し、着服した疑い。逮捕は29日。調べに「生活費に充てた」と容疑を認めている。
小野容疑者は10年11月~21年5月に委員長を務め、労組の口座を1人で管理していたという。委員長退任後に監査で発覚し、ニトリを懲戒解雇された。親会社のニトリホールディングスは「元従業員の逮捕は誠に遺憾」としている
読売新聞より転用
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