データミックスは企業間取引・企業経営に必須なビジネスニュース、政治・社会ニュースを配信しています

お名前ドットコム

Twitterで日本のツイートが“世界トレンド1位”獲れるのはなぜ? 背景に「ユーザー数」と「独自性」


日本のワードが世界でトレンドとなっている。

「TBS系ドラマ『オールドルーキー』が3週連続で視聴率2桁をキープしています。主演の綾野剛さんが、“ガーシー”こと暴露系YouTuberの東谷義和氏のターゲットとなり、参議院選挙でもNHK党の立花孝志党首も話題に挙げるなど、さまざまな意味で注目度が高いドラマ。初回はTwitterでも世界トレンド1位に入っていました」(テレビ誌ライター)

日本は世界2位のTwitter大国

たびたび目にする“世界トレンド1位”というワード。どういったものなのか。

「最近のドラマではTBS系『マイファミリー』やテレビ朝日系『捜査一課長』、『未来への10カウント』、NHKの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』なども世界トレンド1位を獲得。ドラマ以外では、那須川天心と武尊が対戦した格闘技イベントの『THE MATCH』やVTuber・キズナアイのラストライブも世界トレンド1位になっています。Twitter社のホームページによると、“ここ数日や今日1日で話題になったトピックではなく、今まさに注目されているトピックが選び出される”とありますが、詳しい仕組みなどは明かしていません」(同テレビ誌ライター)

世界的に使われているはずのTwitterで、これだけ日本のワードが1位になるのはなぜなのか。SNSに詳しいウェブメディア評論家の落合正和氏に話を聞いた。

そもそも、日本は月に1回以上はログインする月間アクティブユーザーの数がアメリカに次いで2番目に多い。なので、日本人が盛り上がると、必然的に世界トレンド1位を取れます。日本はアメリカ人が認めるTwitter大国なんです

短歌や俳句に対する感性も関係

日本人のTwitter熱を象徴するのがジブリの『天空の城ラピュタ』がテレビ放送されるたびに起こる“祭り”である。

「物語終盤で主人公のパズーとシータが滅びの呪文『バルス』を唱えるシーンに合わせて、『バルス』と投稿することが定番になっています。ネット上では“バルス祭り”と呼ばれ、‘13年には世界最多記録となる1秒間に1万3199ツイートされました」(前出テレビ誌ライター)

こういった現象が起きるのは日本ならではの使い方が理由のようで――。

日本と海外とでは、Twitterの使い方が異なっています。日本人は独り言のように投稿する使い方が目立ちますが、それは特殊で、海外ではユーザー間のやり取りが中心です。また、テレビを見ながらツイートするということに関して、日本は早くから盛り上がりを見せていたとTwitter社のバイスプレジデントが以前話していました。そういったことも影響しているのだと思います」(落合さん、以下同)

このような流れになったのはあるものの影響だという。

「‘08年に日本版のTwitterがリリースされた頃は、匿名掲示板2ちゃんねるの文化や流行が持ち込まれるということがありました。匿名掲示板はひとり言を書き込んで、誰か知らない人が突っ込みにくるといったような形。そこがスタートなので、ユーザー間のやり取りが中心の海外とでは使い方が異なっています」

常にトレンドをにぎわせるほど、日本人がTwitterに熱くなる理由は何なのか。

日本語や韓国語、中国語では1投稿140字以内、それ以外では280字以内と限られていますが、漢字を組み合わせたり、言葉の裏側の思いをくむといったり、日本語では多彩な表現をすることができます。昔から短歌や俳句など、限られた文字数の中で人に思いを伝えることに関しては優れた感性を持っていたのだと思います。それが、Twitterの文字数の制限にハマったのだと思います

日本の文化や感性が背後にある“ひとり言”が世界のトレンドとなっている。

週刊女性PRIME [シュージョプライム]より転用


コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

※日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。

独自記事

詐欺師か?ただの無能経営者か?行橋が生んだ経営者一家 村田晃士を追及する(第5弾)

株式会社ブランニュープランニングの終りの始まりが来た。 民事再生という逃げ道をとった村田晃士氏 登記簿(関税人の名前消して) 3月末に動きがあった。私共データミックスの情報が嘘ではないことを証明した内容だ。(株)ブランニ […]

コメントなし

詐欺師か?ただの無能経営者か?行橋が生んだ経営者一家 村田晃士を追及する(第4弾)

2024年、石川県能登半島での大地震から始まってしまい、衝撃的な令和六年のスタートに不安を感じたが、被災者の皆さんの行動力や頑張りに胸を打たれながらの2ヶ月でした。特に心苦しいのがこんな大変な状況なのに発生してしまうのが […]

2 comments

詐欺師か?ただの無能経営者か?行橋が生んだ経営者一家 村田晃士を追及する(第3弾)

今年も残すところあとわずかとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。 アメリカは大谷翔平選手移籍の話題で盛り上がる中、わが国では政治家の裏金問題が岸田政権を揺るがす事態となっています。 今から来年のことが心配になっている […]

コメントなし

詐欺師か?ただの無能経営者か?行橋が生んだ経営者一家 村田晃士を追及する(第2弾)

2023年ももうすぐ終わる。 年末に向けて慌しくなる中、私は取材と周りの情報収集に走り回った。 「この人は信用できない。」 こんな声をたくさん聞く。 そう、村田晃士氏のことだ。 きちんとやっていそうだが 「中身はなんにも […]

1件のコメント

詐欺師か?ただの無能経営者か?行橋が生んだ経営者一家 村田晃士を追及する

世界中で猛威を振るった新型コロナが国内では5類に移行し、街も日常を取り戻しつつあるが、それに伴い様々なトラブルも増えてきているようだ。 福岡、天神に本社を置く「㈱ブランニュープランニング」という主に飲食店の内装やロゴ作成 […]

2 comments

独自記事一覧

石川の一撃

「NetIB News」「データマックス」は善か悪か?信念か金か?ゴルフ場を巡る攻防「尾崎朝樹氏・田原司氏と児玉氏との関係性は?」(第11弾)

中国で発生した新型肺炎は終息する兆しがなく、世界中で猛威を振るいつつあります。 暖かい季節になってきましたが、読者の皆様も健康管理など、くれぐれもご留意ください。 前回、ザ・クイーンズヒルゴルフクラブ(以下クイーンズヒル […]

4 comments

「NetIB News」「データマックス」は善か悪か?信念か金か?ゴルフ場を巡る攻防「田原司氏と児玉氏との関係性は?」(第10弾)

温暖化と言われる時代ですが、やはり寒い季節ですね。 読者の皆さん風邪など引かないようにしてくださいね。 児玉氏の毎年の様にお友達と行われるマックスゴルフコンペ動画を見て 貴殿のスイングに目を奪われましたよ。 それに加え「 […]

1件のコメント

「NetIB News」「データマックス」は善か悪か?信念か金か?役員構成変更そして今後のI・Bは?(第9弾 後編)

豪雨、台風と今年も不安定な夏でしたが、やっと涼しくなってきました。 東京五輪もいよいよあと1年となりましたが、読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか。 (取締役 児玉崇氏) 前回はデータ・マックス社の度重なる役員構成変更に […]

コメントなし

「NetIB News」「データマックス」は善か悪か?信念か金か?さらなる役員構成変更の意図は?(第9弾 前編)

梅雨が明け真夏日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか? 昨年にも増して暑さが厳しく感じられますね。 しばらく酷暑は続きそうですが、読者の皆様もお体に気をつけてお過ごしください。 さて、昨年も報じてきた「データ・マ […]

コメントなし

「NetIB News」「データマックス」は善か悪か?信念か金か?(第8弾 後編)

後編 「役員構成変更に見え隠れする児玉氏の未来図とは」 前編に続いてデータ・マックスグループの役員構成について考えた。 ※同役員構成については、「NetIB News」「データ・マックス」は善か悪か?信念か金か?(番外編 […]

1件のコメント

石川の一撃記事一覧

Copyright© 2017 データミックス All rights reserved.