消防パワハラ「奴隷のように働け」救急隊長が部下に暴行や暴言 搬送先の病院や車内で
東京消防庁の42歳の消防司令補が部下に「奴隷のように働け」と暴言を吐くなどのパワハラ行為をしたとして停職2か月の懲戒処分を受けました。
停職2か月の懲戒処分を受けたのは、東京消防庁の深川消防署森下出張所に勤務する男性の消防司令補(42)です。
東京消防庁によりますと、この消防司令補は救急隊長をつとめていたおととし12月から去年2月までの間、2人いる部下のうち、1人の消防副士長の男性に対し、パワハラ行為に及んだということです。
消防司令補は、現場に向かう救急車の中や搬送先の病院で男性の肩や背中を殴り、「奴隷のように働け」などと暴言を吐いたということです。
さらにパワハラ行為を職場に報告しないことを約束する書類にも署名をさせたということです。
消防司令補は「相手を思いやる気持ちが欠如していた」と謝罪しているということで、東京消防庁は「職員の教育指導を徹底し、再発防止に努めてまいります」としています。
TBS NEWS DIGより転用
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