東海大福岡高で選抜8強の杉山監督が勇退 甲子園に計6度出場 教え子は阪神梅野、ソフトバンク中谷ら
- スポーツ
- 2022年1月19日
東海大福岡高野球部を率いて2017年春の選抜大会で8強入りした杉山繁俊氏(64)が同校の監督を勇退していたことが分かった。後任として昨秋の福岡大会後に中村謙三部長(35)が監督に就任。21年度限りで定年退職となる杉山氏は、総監督として3月まで指導。4月以降は未定で「春以降は恩返しのつもりで、依頼があればいろいろなところに指導に行きたい」と話す。
杉山氏は東海大相模高(神奈川)で故原貢氏のもと夏の甲子園に2度出場。1学年下の原辰徳・巨人監督と三遊間を組んだ。東海大を経て日産自動車で活躍し社会人日本代表の主将も務めた。
1991年に福岡工大付高(現福岡工大城東高)の監督に就任し、同校では甲子園に春夏計5度出場。梅野隆太郎(阪神)や中谷将大(ソフトバンク)ら数々のプロ野球選手を育てた。昨夏の東京五輪では野球日本代表の梅野が金メダリストとなり「五輪に出る選手を育てたかった。夢はかないました」と教え子の活躍を喜んだ。
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