運転免許失効中の警部が車を運転、その後連絡取れず…数週間後に県外で発見
山形県警小国署に勤務していた40歳代男性警部が今年3月下旬、運転免許の失効中に乗用車を運転していたことが1日、捜査関係者への取材でわかった。また、当時の同署員数人が、男性警部が起こした、別の交通違反を見逃していたことも発覚。県警は、男性警部を道路交通法違反(無免許運転)の疑いなどで、同署員らを犯人隠避の疑いで、それぞれ書類送検する方針。
捜査関係者によると、男性警部は無免許で乗用車を運転した後、連絡が取れなくなったという。借金などの金銭トラブルもあったとされ、数週間後に県外で発見された。
県警が男性警部を調査したところ、かつて別の交通違反をした際に、当時の同署員数人が違反を確認しながら、適切に処理しなかったことも判明したという。
男性警部は現在、県警警務部付となっている。
県警監察課は読売新聞の取材に対し、「現在は捜査中で、発表できない」としている。
読売新聞より転用
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