バイデン米大統領、ロシアに「さらなる措置」警告=緊張緩和へ対話も模索
- 国際
- 2021年4月16日
【ワシントン時事】バイデン米大統領は15日、対ロシア制裁発動を受けてホワイトハウスで演説し、ロシアが米国の民主主義への介入を続ければ、「さらなる措置を取る用意がある」と警告した。ただ「安定かつ予測可能な関係を望む」と述べ、「今は緊張を緩和させる時だ」と訴えた。軍備管理や北朝鮮問題に関して対話を模索したい意向を示した。
米政府は15日、米政府機関に対するサイバー攻撃や昨年の米大統領選介入への対抗措置として、関与したロシア企業の制裁指定やロシア外交官10人追放などの制裁を発表した。
ただ、バイデン氏は「さらに踏み込むことができたが、そうしないことを選んだ」と説明。米ロ対立がこれ以上エスカレートするのを避け、対話の余地を残す狙いがあったとみられる。
時事通信より転用
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