国土交通省鉄道局の職員 偽物の「青春18きっぷ」で乗車し免職
国土交通省鉄道局の49歳の課長補佐が、JRの普通列車などが1日乗り放題になる「青春18きっぷ」の偽物を改札で駅員に見せ、電車代を支払わなかったとして起訴され、国土交通省はこの職員を懲戒免職にしました。
懲戒免職となったのは国土交通省の鉄道局の尾坂直哉元課長補佐(49)です。
国土交通省などによりますと元課長補佐は、去年12月、JRの普通列車などが1日乗り放題になる「青春18きっぷ」の偽物を使って、京浜東北線の横浜市の石川町駅から東京駅の区間の運賃570円を支払わなかったとして詐欺の罪で東京地方検察庁に起訴されました。
元課長補佐は、横浜市内の出張先から東京 霞が関の国土交通省に戻る途中で、東京駅で、切符を見せる際の行為が不審で、駅員に止められたということです。
元課長補佐は起訴された内容を認めたということで、国土交通省は2日付けで懲戒免職にしました。
国土交通省は「国家公務員としてあるまじき行為で、改めて深くおわび申し上げます。今後、このような不祥事が発生しないよう、より一層の指導徹底を図り、信頼回復に向けて全力を注いで参ります」としています。
NHKより転用
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