ナイジェリア男子生徒拉致、344人解放
- 国際
- 2020年12月18日
【AFP=時事】ナイジェリア北西部で学校の寮が襲撃され、大勢の男子生徒が拉致された事件で17日、344人が釈放された。当局が明らかにした。拉致された人数が分かっていないため、全員が解放されたのかどうかは明らかになっていない。
事件は11日、カツィナ州カンカラで発生。当初は数年前からこの地域を脅かしてきた「盗賊団」のしわざとみられていたが、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」が15日、犯行声明を出した。
カツィナ州のアミヌ・ベロ・マサリ知事は、「344人は今、治安当局者と一緒におり、今夜カツィナ州に移される」と述べた。その後、適切な治療と心理的ケアを受けてから、家族と対面するという。
ムハマドゥ・ブハリ大統領はツイッターに、生徒たちの解放は、ナイジェリアだけなく国際社会を心から安堵(あんど)させるものだと投稿した。 【翻訳編集】AFPBB News
AFPBB Newsより転用
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