パナマ貨物船、遭難信号発信 43人乗船、1人救助 奄美大島沖
- 事件・事故
- 2020年9月3日
2日午前1時45分ごろ、鹿児島県・奄美大島西約185キロの東シナ海上を航行していたパナマ船籍の貨物船「ガルフ ライブストック1」(1万1947トン)が発信した遭難信号を、第10管区海上保安本部(鹿児島)が受信した。
外国人43人が乗船しており、同本部や海上自衛隊が捜索に当たり1人を救助した。
海保や防衛省によると、海自の哨戒機が海上で救命胴衣を着用した漂流者を確認。同本部の巡視船が現場に向かい、フィリピン人男性1人を救助した。意識はあり、自力歩行できる状態という。
海自は救命ボートのようなもの1艇も発見したが、人は乗っていなかった。
同本部によると、貨物船にはフィリピン人39人、ニュージーランド人2人、オーストラリア人2人が乗船。ニュージーランドを8月14日に出港し、今月4日に中国・唐山に到着する予定だった。積み荷として牛約5800頭が乗っているという。
周辺の海域では当時、台風9号が接近していた。
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