中国、米農産物を大量購入=貿易協議進展後押しも
- 国際
- 2019年9月27日
【北京時事】中国商務省の高峰報道官は26日の記者会見で、中国企業が米国産大豆と豚肉を「かなりの規模」で買い付けたことを明らかにした。
米中の閣僚級貿易協議を10月上旬に控え、米国が求める米農産物購入に応じることで、協議の進展を後押しする狙いがあるとみられる。
両国は今月19、20両日に次官級協議を行ったが、中国がその後に予定していた米農家への視察を中止したため、話し合いは不調に終わったとの観測が出ていた。高報道官は双方が「緊密に連絡を取り合っている」と述べ、閣僚級協議の調整が進んでいると強調した。
ロイター通信によると、米農務省は中国向けに大豆約58万トンの成約があったと発表。ムニューシン財務長官は閣僚級協議が10月第2週に開かれるとの見通しを示している。
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