<北海道>領土問題進展なく・・・元島民再び落胆の声
- 政治・経済
- 2019年9月6日
安倍総理大臣は5日、ロシアのプーチン大統領と通算27回目の首脳会談に臨みましたが、領土問題を含む平和条約交渉については目に見える進展はなく元島民からは再び落胆の声が上がっています。
安倍総理「4島の共同経済活動のパイロットプロジェクトが開始されるなど、合意事項が着実に実現していることを評価します」
訪問先のロシア極東のウラジオストクで日本時間の午後0時半すぎからプーチン大統領と27回目の首脳会談を行いました。
領土問題を含む平和条約交渉については引き続き交渉を継続してゆくことを確認したにとどまり目に見える進展はありませんでした。
元島民の千島連盟根室支部宮谷内亮一支部長は「またも交渉の入口で足踏み状態。進展への足がかりもまったくない。虚しさを感じる。残念です」と話しました。
プーチン大統領「極東に新たな仕事場が生まれて素晴らしい。ありがとう」
首脳会談前の5日未明、プーチン大統領はロシア企業が色丹島に新たに完成させた最新鋭の水産加工場の稼働式典にテレビ電話で参加しました。
政府は近く、抗議の申し入れを行うということですが北方領土開発を自力で進める姿を見せつけ自国の領土だと強調するロシア側の姿勢に当面変化はなさそうです。
一言コメント
予想通りの内容だった。
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