甲子園名物の人文字が中止に メンバー高齢化で団体解散
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- 2019年8月4日
兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる夏の全国高校野球選手権大会の開会式で、客席から球児へエールを送る人文字が今年は中止されることが決まった。「ようこそ 西宮へ」などの文字を浮かび上がらせ、開会式の名物だったが、運営してきた市民団体が2月に解散し、継続できなかった。
人文字は、2000年から西宮青年会議所が始め、事業を引き継ぐ格好で市民団体「西宮をPRする会」が運営。市民に郷土愛を育んでもらい、全国から集う選手や応援団を激励しようと、市民800~1200人にボードをかざしてもらい、ライトスタンドからメッセージを送ってきた。
だが、メンバーの高齢化で同会が解散。人文字は別団体での継続が模索されたが間に合わなかった。
今年の夏の大会は6日に開幕する。同会が大会期間中に行ってきた、球場の外で出場校のプラカードを持って記念撮影ができる「シャッターサービス」は大会主催者が引き継ぐという。
元会長の竹内博さん(55)は「来年は実施できるように調整したい」と話している。
一言コメント
残念だけど来年に期待したい。
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