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令和初の「芥川賞」に今村夏子氏 「直木賞」は大島真寿美氏が受賞


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令和初の「芥川賞」に今村夏子氏 「直木賞」は大島真寿美氏が受賞

 日本文学振興会は17日、令和初となる「第161回芥川龍之介賞・直木三十五賞」を発表。「芥川賞」は今村夏子氏(39)『むらさきのスカートの女』、直木賞は大島真寿美氏(56)『渦 妹背山婦女庭訓(いもせ やまおんなていきん) 魂結(たまむす)び』が受賞した。今村氏は3度目、大島氏は2度目の候補入りでの受賞となった。

今村氏は1980年広島県広島市生まれ。2010年『あたらしい娘』(のちに『こちらあみ子』に改題)で第26回太宰治賞を受賞。11年『こちらあみ子』でデビュー。

主な作品に『こちらあみ子』2011年筑摩書房刊=第24回三島由紀夫賞受賞。「あひる」16年たべるのがおそいvol.1=第155回芥川賞候補、単行本は16年書肆侃侃房刊=第5回河合隼雄物語賞受賞。『星の子』17年小説トリッパー春号=第157回芥川賞候補、単行本は17年朝日新聞出版刊=第39回野間文芸新人賞受賞。『木になった亜沙』文學界17年10月号。『ある夜の思い出』18年たべるのがおそいvol.5。『父と私の桜尾通り商店街』19年KADOKAWA刊。

受賞した『むらさきのスカートの女』は、近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性が気になって仕方のない〈わたし〉が、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだすよう誘導するというストーリー。

大島氏は1962年生まれ、愛知県名古屋市出身。92年『春の手品師』で第74回文學界新人賞を受賞しデビュー。主な作品は、『チョコリエッタ』2003年角川書店刊。『虹色天気雨』06年小学館刊。『ふじこさん』07年講談社刊(『春の手品師』併録)。『戦友の恋』09年角川書店刊。『ビターシュガー』10年小学館刊。『ピエタ』11年ポプラ社刊=第9回本屋大賞第3位。『あなたの本当の人生は』14年文藝春秋刊=第152回直木賞候補。『空に牡丹』15年小学館刊。『ツタよ、ツタ』16年実業之日本社刊。『モモコとうさぎ』18年KADOKAWA刊、他。

受賞作は浄瑠璃作者・近松半二の生涯を描いており、著者の長年のテーマ「物語はどこから生まれてくるのか」が、義太夫の如き「語り」にのって、見事に結晶した長編小説。

今回の「芥川賞」では、2回連続で社会学者・古市憲寿氏(34)の作品が候補入りし受賞が期待されたが、今回も受賞は逃した。

■第161回芥川龍之介賞 候補作(掲載誌)※作者五十音順・敬称略
今村夏子『むらさきのスカートの女』(小説トリッパー春号)
高山羽根子『カム・ギャザー・ラウンド・ピープル』(すばる五月号)
古市憲寿『百の夜は跳ねて』(新潮六月号)
古川真人『ラッコの家』(文學界一月号)
李琴峰『五つ数えれば三日月が』(文學界六月号)

■第161回直木三十五賞 候補作(出版社)
朝倉かすみ『平場の月』(光文社)
大島真寿美『渦 妹背山女庭訓 魂結び』(文藝春秋)
窪美澄『トリニティ』(新潮社)
澤田瞳子『落花』(中央公論社)
原田マハ『美しき愚かものたちのタブロー』(文藝春秋)
柚木麻子『マジカルグランマ』(朝日新聞出版)

■選考委員
【芥川賞】小川洋子、奥泉光、川上弘美、島田雅彦、高樹のぶ子、堀江敏幸、宮本輝、山田詠美、吉田修一
【直木賞】浅田次郎、伊集院静、北方謙三、桐野夏生、高村薫、林真理子、東野圭吾、宮城谷昌光、宮部みゆき
※五十音順・敬称略

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一言コメント
女性の受章者も増えてきたね。


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