錦織 フェデラー破り白星発進、4年8カ月ぶり勝利で連敗6でストップ<ATPファイナルズ>
- スポーツ
- 2018年11月12日
男子テニスの最終戦 Nitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は11日、グループ・レイトン・ヒューイットの予選ラウンドロビン第1戦が行われ、第7シードの錦織圭が第2シードのR・フェデラー(スイス)を7-6 (7-4), 6-3のストレートで破り、初戦を白星で飾る好スタートを切った。錦織がフェデラーに勝利するのは2014年3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)以来 約4年8カ月ぶりで、連敗を6で止めた。
錦織は過去6度の優勝を誇るフェデラーに対し、序盤からポイントを取るとガッツポーズをつくり自身を鼓舞。両者ブレークチャンスを与えない緊張感のあるサービスキープが続き、錦織はサーブ・アンド・ボレーをトライするなど果敢に攻めた。そして、タイブレークではフェデラーからミスを誘い出し、第1セットを先取する好スタートを切った。
第2セットは第1・第2ゲームで両者ブレークを奪い合う展開から、錦織がストローク戦で力強いフォアハンドを武器にポイントを連取し、第6ゲームでブレークに成功。その後もミスを重ねるフェデラーから主導権を握り、勝利を手にした。
2年ぶり4度目のATPファイナルズ出場を果たしている錦織は、2014・2016年に決勝トーナメントへ進出している。
今大会はフェデラー、K・アンダーソン(南アフリカ)、D・ティーム(オーストリア)のグループ・レイトン・ヒューイットに入っている。
もう一方のグループ・グーガ・クエルテンはN・ジョコビッチ(セルビア)、A・ズベレフ(ドイツ)、M・チリッチ(クロアチア)、J・イズナー(アメリカ)。
Nitto ATPファイナルズは8選手が2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。リーグ戦1位通過者は、もう一方のリーグ戦2位通過者と準決勝で対戦する。
【グループ・グーガ・クエルテン】
(1)N・ジョコビッチ
(3)A・ズベレフ
(5)M・チリッチ
(8)J・イズナー
【グループ・レイトン・ヒューイット】
(2)R・フェデラー 0勝1敗
(4)K・アンダーソン 1勝0敗
(6)D・ティーム 0勝1敗
(7)錦織圭 1勝0敗
一言コメント
大金星じゃん。
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