アメリカのトランプ政権の今後を大きく左右する中間選挙の投票が続いている。焦点は、接戦となっている下院で、与党・共和党が過半数を維持できるかどうかだ。

投票は日本時間の6日夜から各州で始まった。今回の中間選挙は有権者の関心が高く、期日前投票も全米で3800万人に達し、前回を1100万人上回っている。

政治情報サイトの最新の予測では、上院は共和党が半数まであと1議席の「49」で優勢とみられている。

これに対し焦点の下院は、民主党が「203」議席でややリードしているものの、共和党が追い上げを見せていて、接戦区は「38」もある。

トランプ大統領「大事なのは投票に行くことだ。ならぜら、ある意味、これは私への審判だからだ」

一方、ギリギリまで接戦州を飛び回ったトランプ大統領は、6日未明にワシントン近郊へと戻った。日中はホワイトハウスで各州の投票状況を確認し、夜は家族や友人らと開票作業を見守るという。

大勢判明は日本時間の7日午後になる見通しで、選挙結果は今後のトランプ大統領の政権運営を左右し、国の内外にも大きな影響を与えることになる。