患者死亡、病院は警察に報告せず…医師法抵触か
岐阜市の「Y&M藤掛第一病院」で26~28日に高齢の入院患者が死亡した事件で、同病院がいずれの患者の死亡も岐阜県警岐阜中署に報告していなかったことが、同署への取材で分かった。遺体に異状がある場合の報告義務を定めた医師法に抵触する可能性があるとみられ、県警は28日夜、同病院を捜索。業務上過失致死容疑を視野に捜査している。
発表によると、同病院では26日午後8時40分頃から27日午前11時37分頃までの間、3、4階の入院患者4人が相次いで死亡。県警は同日夜、関係者から「病院で4人が亡くなった。熱中症の疑いがある」との連絡を受け問題を把握。病院側から死亡についての報告はなかったという。
28日午後6時38分頃にも高齢の男性患者1人が死亡し、死者は5人になった。同病院では20日から3、4階のエアコンが故障。患者は入院時、3階にいたが、死亡時はエアコンの利く2階にいたという。県警はこの患者の死亡を、患者の成年後見人を名乗る男性からの情報提供で28日夜に知った。
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ほかにもありそうだ。
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