補助金を目的外流用 県教委職員を停職
- 公務員
- 2017年11月26日
和歌山県は24日、県フェンシング協会の強化担当役員を務めていた県教育委員会の男性主査(44)が、6年間にわたり約200万円の補助金を目的外に使用していたとして、停職6カ月の懲戒処分にした。
県教委と県監察査察課によると、男性主査は平成22年度から27年度にかけて、県体育協会から県フェンシング協会に支給された「ふるさと選手派遣補助金」を、本来の目的である県出身選手の試合参加旅費に使わず、備品の購入や会場使用料などに充てていた。不正使用額は選手36人分、195万7400円だった。
ことし7月に同課に匿名の通報があり不正が発覚。補助金の私的流用は確認されておらず、補助金は男性主査から県体育協会に返還され、対象選手に支給された。
県体育協会は県フェンシング協会に対し、補助金を適正に管理するよう厳重注意した。男性主査は県の聞き取り調査に対し、「選手への支給が大変遅れ、県民の信頼を損ない申し訳ない」と話しているという。
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