<出産支援>妊婦半額へ 保護者同伴幼児無料 北九州市バス
- 政治・経済
- 2017年8月31日
北九州市は出産支援の一環として、妊婦が市営バスに乗る際の運賃を半額にする新料金制度案を固めた。割引は市外在住の妊婦も対象。12月1日からの導入を目指し、運賃について定めた条例改正案を市議会9月定例会に提出する。
新制度では、市交通局が母子健康手帳を提示した妊婦に証明カードを発行。妊婦は出産までの間、降車時にこのカードを見せれば運賃が半額になる。
また、2人まで無料だった保護者同伴の幼児(6歳未満)は新制度で全員無料になる。市交通局は「子育て支援の充実で『子育て日本一』を実感できるまちづくりを進めたい」としている。
高齢者の支援策として、運転免許証を返納した75歳以上の利用客の「ふれあい定期券」(12カ月2万4000円など)も最長1年にわたって半額にする。ふれあい定期券は全路線で使えて、免許証を返納した際に受け取る運転経歴証明書の提示で割引購入できる。【井上卓也】
一言コメント
「子育て日本一」がんばってほしい。
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