米国連大使後任、パウエル氏ら複数の候補浮上
- 国際
- 2018年10月11日
【ニューヨーク=橋本潤也】トランプ米大統領は9日、年末の辞任を発表したニッキー・ヘイリー国連大使(46)の後任として、元大統領副補佐官(国家安全保障担当)で、米金融大手ゴールドマン・サックス幹部のディナ・パウエル氏(45)ら複数の候補を検討していると語った。後任は数週間以内に公表するとしている。
トランプ氏はホワイトハウスで記者団に、「ディナは確かに起用を検討している人物だ」と述べた。ただ、「(候補は)ほかにもいる。多くの名前を聞いている」とも語り、今後、絞り込む考えを示した。
パウエル氏はアラビア語が堪能なエジプト出身の女性で、中東情勢に詳しく、ブッシュ(子)政権で国務次官補を務めた経験もある。トランプ氏の長女イバンカ補佐官や、その夫のクシュナー大統領上級顧問とも近いとされる。トランプ政権下で今年1月まで大統領副補佐官を務めた。米ブルームバーグ通信によると、家族と過ごす時間を増やすため職を辞したという。
一言コメント
今度は長く続くといいけど。
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