還付金詐欺、沖縄県内1週間で5件発生 被害500万円に
- 詐欺・悪徳商法
- 2016年9月22日
「還付金がある」と持ち掛け、現金自動預払機(ATM)に誘導し、お金を振り込ませる還付金詐欺事件が沖縄県内で14日以降の1週間で5件発生し、うち3件で計500万円の被害が出ていることが21日、分かった。県警生活安全企画課は「還付金の手続きでATMに誘導するのは全て詐欺」と注意を呼び掛けている。
同課によると、5件は銀行員や市役所、県庁の職員を名乗り、「還付金がある」として商業施設などのATMに誘導している。
3件はいずれも1回につき100万円弱の金額を振り込ませる同じ手口で、うち2件2人は2度にわたり、計200万円を振り込んだ。5件は14~20日に那覇署、豊見城署、糸満署、浦添署の管内で発生。被害者はいずれも70代以上の高齢者だった。銀行に相談したり、ATM前で従業員に声を掛けられた2件は未遂だった。
同課は「同様の話を持ち掛けられたら家族や警察に相談してほしい」と呼び掛けている。
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