JASRACを偽った詐欺グループ情報が拡散
- 詐欺・悪徳商法
- 2017年2月6日
230万円を請求
ツイートによれば、サークルにJASRACを名乗る男性2名が訪れ、「サークル活動を開始したときからの楽曲使用料が支払われていない」と230万円を要求した。サークルのメンバーが携帯電話を取り出すと、男性は「警察を呼ぶつもりだろう! 今すぐ払え! 払えないならもっと怖いおじさんが来るぞ」と怒鳴り、携帯電話を破壊したという。
さらに身分証明書や請求書を提示しないなど、不審な点があったため、投稿者らが大人数で問い詰めたところ、詐欺グループだとわかった。詐欺グループは、同人活動をしている人物で、同じ手口を使ってこれまでに3万円を騙し取ったと投稿者に話している。なお、投稿者は権利者に対し、使用料を払うなど事前に対応をしていたとツイートにある。
JASRAC「あやしいと思ったら電話を」
JASRACは、この詐欺グループの実態を把握しているのか。JASRACはBuzzFeed Newsの取材に、「このような事例があるのかと思ってビックリしています」とし、事実確認の上、対応を検討するとした。
過去には架空請求や、JASRACを偽りファイル交換ソフトを使用しているかどうかの確認電話など似た事例はあったという。では、騙されないためにはどうすればいいのか?
「JASRACの職員が訪れたら、身分証を提示した上でご説明します。少しでもあやしいと思ったら、JASRACにご連絡をいただければ」と注意を促している。
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