東京・六本木の稲川会総本部に家宅捜索 特殊詐欺被害1.2億円か 傘下組織幹部ら2人を逮捕 警視庁
高齢者らから1億2千万円をだまし取ったとみられる特殊詐欺グループのメンバーで、稲川会系幹部の男ら2人が逮捕されました。
警視庁はさきほどから、東京・港区六本木にある指定暴力団・稲川会の総本部に家宅捜索に入っています。
詐欺の疑いで逮捕された稲川会系幹部の中重玲介容疑者(27)と無職の中川虎之輔容疑者(26)は去年10月、仲間と共謀し練馬区の高齢女性(87)に対し息子を装って電話をかけ、現金1千万円をだまし取った疑いがもたれています。
警視庁によりますと、中重容疑者は「受け子」の「管理役」、中川容疑者はその上の「統括役」だったということで、既にメンバー20人が逮捕されています。
警視庁は被害総額が今年5月までの1年9か月の間で、およそ1億2千万円にのぼるとみて余罪を追及する方針です。
TBS NEWS DIG Powered by JNNより転用
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