© 読売新聞 (写真:読売新聞) 川崎市教育委員会は21日、2件のミスがあったと発表した。

市立有馬中学校(宮前区)では、現3年生38人の2年時の通知表で成績を誤記載するミスがあった。2年時の担任だった40歳代の男性教諭が後期の通知表を作成する際、前期の成績をコピーして作成し、印刷後の確認も怠った。28人の成績が本来より最大で計5点高くなるなどしているという。

同教委は、教員向けの研修を同中学校で実施するほか、配布前に複数での確認の徹底を全市立学校に周知する。担当者は「あってはならないミス。改めて注意喚起したい」とした。

また、市立梶ヶ谷小学校(高津区)では、5月19日の健康診断後、検査機関から郵送された心臓の再検査が必要な1年生2人の氏名や性別、心電図所見などが書かれた名簿(A4サイズ1枚)を紛失した。