『同じ距離でも運賃に差』解消へ JR西日本が京阪神エリアの運賃体系を統一する方向で検討
- 政治・経済
- 2024年4月22日
JR西日本は、来年春に京阪神エリアの運賃を統一する方向で検討を進めていることがわかりました。
JR西日本では旧国鉄時代の影響で、利用者の多い都市部では運賃が抑えられている一方、郊外では高めに設定されていて、同じ距離でも運賃に差が出るケースが存在しています。
JR西日本はこうした差を解消するため、来年春に京阪神エリアなどの運賃体系を統一する方向で検討を進めていることが関係者への取材でわかりました。
この見直しで、宝塚線や琵琶湖線などの一部区間では運賃が引き下げられる一方、都市部の大阪環状線や京都線などでは引き上げられる見通しで、変動額は数十円程度とみられます。
運賃体系の見直しはJR西日本が民営化されて以降初めてで、正式な内容が決まり次第、国に申請する方針です。
読売テレビより転用
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