ナワリヌイ氏の死因は「自然死」、ロシア政府高官が初めて言及…「人は遅かれ早かれ死ぬ」
- 国際
- 2024年3月6日
タス通信によると、ロシア北極圏の刑務所で死亡した反政権運動指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏の死因について、露情報機関「対外情報局」のセルゲイ・ナルイシキン長官は5日、国営テレビが報じたインタビューで「自然死だった」と述べた。これまで露政府は死因を正式に公表しておらず、政府高官が言及したのは初めてとみられる。
ナルイシキン氏はプーチン大統領に近いテレビ司会者から、ナワリヌイ氏の死亡に西側諸国が関与した可能性を問われ、「特別な計画だとは思わない。人は遅かれ早かれ死ぬ。ナワリヌイ氏は自然死だ」と述べた。
ナワリヌイ氏の死因を巡っては、露当局が母親に見せた死亡診断書で「自然死」と書かれ、ウクライナ国防省のキリロ・ブダノフ情報総局長も血栓による自然死との分析を明らかにしている。
読売新聞より転用
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