手錠無くしたこと隠そうと同僚の手錠を盗んだ巡査部長、猶予刑判決…弁護側は無罪主張し控訴
高知県警南国署で同僚の手錠を盗んだとして窃盗罪に問われた高知市、元同署刑事課巡査部長の男(33)(県警警務部付=起訴休職中)に対し、高知地裁は28日、懲役1年、執行猶予3年(求刑・懲役1年)の有罪判決を言い渡した。
判決では、男は2022年4月18日、同署の個人ロッカーから男性警察官の手錠1個を盗んだ。
稲田康史裁判官は「手錠を紛失したことを隠すため、犯行に及んだと認められる。警察官として順法精神を強く求められる立場にありながら、身勝手な動機で窃取しており厳しい非難は免れない」と指摘。「本件までは警察官として問題なく勤務していた」と量刑の理由を述べた。
無罪主張をしていた弁護側は「不当な判決であり、控訴する」としている。
読売新聞オンラインより転用
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