箱根路エントリー、駒大は「花の2区」にエース鈴木芽吹…3区は佐藤圭汰
- スポーツ
- 2023年12月30日
第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝=読売新聞社共催)の区間エントリーが29日行われ、出場する23チームが10区間に選手を登録した。当日変更も可能だが、各チームの戦略が見えてきた。2季連続の大学駅伝3冠を目指す駒大は「花の2区」にエースで主将の鈴木芽吹(4年)を配置し、序盤から先行逃げ切りを狙う。
3区にはアジア大会5000メートル代表の佐藤圭汰(2年)を入れた。一方、日本学生ハーフマラソン選手権覇者の篠原倖太朗(3年)は補欠に回しており、その起用法に注目が集まる。また、前回5区4位の山川拓馬(2年)、6区区間賞の伊藤蒼唯(2年)も控えに回った。山登り山下りの5、6区で、どのような戦いを見せるのかも、連覇に向けたポイントになる。
前回2位の中大は1区の溜池一太(2年)、2区の吉居大和(4年)、3区の中野翔太(4年)と、3区までは前回と全く同じ顔ぶれを並べた。前回は溜池が4位で滑り出し、吉居大と中野が連続区間賞を獲得して、3区まで首位を快走した。その流れを再現し、駒大に対抗する。吉居の弟、駿恭(しゅんすけ)(2年)は補欠に回っており、兄弟たすきリレーはなさそうだが、前回4区5位だった吉居駿も勝負所での起用が予想される。
全日本大学駅伝で2位となり、打倒・駒大の一番手に名乗りをあげた青学大は、エースの佐藤一世(4年)を4区に据えた。出雲2区区間賞、全日本2区2位で新戦力の黒田朝日(2年)は控えに入っており、どこで起用するのか原晋監督の采配が注目される。
国学院大はエースの平林清澄(きよと)(3年)を2年連続で2区に配置した。三本柱のうち山本歩夢(3年)と主将の伊地知賢造(4年)は補欠に回っており、本番まで戦略を練り続ける。
順大は東京五輪3000メートル障害7位の主将・三浦龍司(4年)が3大会ぶりに1区に入った。オリンピアンの快走でチームに勢いをつけたい。
早大は11月の上尾シティハーフマラソンで日本人トップの2位に入り、学内記録を更新した山口智規(2年)が2区。法大も上尾で日本人2位だった松永伶(4年)が2区。上り調子の選手にエース区間を託す。
創価大は留学生のスティーブン・ムチーニ(1年)が2区、東海大から編入してきた吉田響(3年)が前々回大会で区間2位と実績のある5区を任された。
城西大は前回5区で区間新記録を樹立した山本唯翔(ゆいと)(4年)が再び山を登る。補欠に回った斎藤将也(2年)、ビクター・キムタイ(2年)が往路で起用されれば、上位に食い込んでくる力はある。
東洋大はエースで主将の松山和希(4年)が控えに回った。チームの再浮上のためには、松山の復調が欠かせない。
予選会からの通過校では、予選会で個人1位だった日大のシャドラック・キップケメイ(1年)が2区。日本学生ハーフで2位だった中央学院大の吉田礼志(3年)も2区。予選会で日本人トップだった東農大の前田和摩(1年)は補欠に残っているが、重要区間での起用が予想される。
レースは来年1月2、3日、東京・大手町の読売新聞社前から神奈川県箱根町の芦ノ湖までを往復する10区間217・1キロで行われる。
往路、復路ともに当日朝にメンバー変更が可能だが、2日間で計6人、1日では4人が上限となる。正選手と補欠選手の交代のみで、正選手同士の入れ替えはできない。選手の調子をぎりぎりまで見極めたり、他校の出方をうかがったりするため、戦略的に主力を補欠に温存するチームも多い。
読売新聞より転用

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