<着服>元税務課長が800万円 大阪・河内長野
- 公務員
- 2017年10月24日
大阪府河内長野市は18日、相続税の相談に来た女性から預かった現金約800万円を着服したとして、元市税務課長の男性(58)を懲戒免職処分にしたと発表した。元課長は多額のカードローンなどの借金があり、市の調査に、「借金の返済に使った」と説明している。
市によると、男性は税務課長だった2014〜15年、60代の女性から亡くなった夫の遺産相続の相談を受けた。女性が息子に相続させる意向を示し、元課長は税務署に提出する申告書を女性の代わりに作成。納税額の名目で約800万円を受け取ったが、実際には納付せずに着服していた。市がこうした納税の代行をすることはない。
今年7月、税務署からの指摘を受けた女性が元課長に問い合わせて不正が発覚した。元課長は今年4月に市民生活部長になったが、市は9月から総合政策部付に異動させ、調査をしていた。市は刑事告発を検討している。【金志尚】
一言コメント
これは立派な詐欺にあたると思う。
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