職務情報を悪用、300万円盗んだ疑い 京都府警の警部補を再逮捕
高齢者宅で現金300万円を盗んだとして京都府警は27日、府警本部捜査2課の警部補林謙司容疑者(57)=京都府城陽市=を窃盗の疑いで再逮捕し、発表した。容疑を認めているという。
捜査3課によると、林容疑者は伏見署刑事課に配属されていた2020年10~11月ごろ、京都市伏見区の80代女性の自宅から現金300万円を盗んだ疑いがある。職務で知った情報を悪用し、防犯指導の名目で訪れたとみられるという。
林容疑者は、19年7月に変死事案の捜査で訪れた京都市伏見区の住宅で、現金約10万円と腕時計1本(時価1万円相当)を盗んだとして今月16日に窃盗容疑で逮捕され、起訴されていた。
捜査関係者によると、林容疑者は商品を万引きしたとして、窃盗容疑でも今年8月に書類送検されている。捜査協力者に支払う謝礼などの捜査費の不正流用もほのめかしており、調べているという。
朝日新聞デジタルより転用
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