パトカーで高速道路を165キロで走行した疑い 巡査長を書類送検
緊急走行中ではない覆面パトカーで高速道路を時速約165キロで走ったとして、京都府警は16日、交通機動隊の30代男性巡査長を道路交通法違反(速度超過)の疑いで書類送検し、発表した。「どれぐらい速度が出るかパトカーの性能を試したかった」と話しているという。府警は、巡査長を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした。
監察官室によると、巡査長は7月22日午後11時半ごろ、京都府亀岡市の京都縦貫自動車道上り線で制限速度80キロのところ、約85キロオーバーで走行した疑いがある。交通違反の取り締まり後の帰りだったという。
府警は助手席にいた30代男性巡査も本部長訓戒の内部処分にした。巡査は「先輩による違反行為で止められなかった」と話しているという。
同日、縦貫道の利用者から「パトカーがすごいスピードで追い越していった」と府警に苦情があり、発覚したという。
朝日新聞社より転用
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