電池交換必要と思わせ→実は中古に 詐欺容疑で兄弟含む5人逮捕
火災警報器の電池を新品に交換したと思わせ、現金をだまし取ったとして、大阪府警は4日、職業不詳で大阪市中央区の25歳と24歳の兄弟を含む、市内の20代の男女計5人を詐欺などの疑いで逮捕し、発表した。認否は明らかにしていない。
府警生活経済課によると、5人はそれぞれ共謀し1月下旬、市内の30~80代の男女4人宅を訪問し、火災警報器の電池交換が必要とうそを言い、さらに中古のものに換えたのに、新品に交換したと思わせ、計2万200円をだまし取った疑いがある。
兄弟らは「株式会社エスカーリー」と名乗り、高齢者宅に訪問販売をしていた。府警は押収資料から、昨年8月~今年5月に約3500万円を売り上げ、顧客は延べ約1500人に上るとみている。(華野優気)
朝日新聞社より転用
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