同僚の勤務評定など個人情報収集疑い、市職員を書類送検 茨城・土浦
茨城県土浦市役所の同僚の勤務評定などを不正に集めて保管したとして、県警は1日、市職員の男性(31)=3月から休職=を市個人情報保護条例違反などの疑いで水戸地検土浦支部に書類送検した。
送検容疑は、2021年12月18日、他の職員の勤務評定などの個人情報を市のサーバーから集めて私用のハードディスクに保管したなどとしている。容疑を認めているという。
市によると、職員はサーバー内の非常用バックアップフォルダーから、21年度に在籍していた全職員836人の出身校や勤務評定、異動歴などを入手した。市民の氏名や住所も入手したが、人数は分からないという。市はフォルダーの存在を一般の職員に知らせていなかった半面、セキュリティーは不十分だった。職員は市の調査に「自らの評価を上げるため、希望部署などの職員の評価を知りたかった」と話したという。
毎日新聞より転用
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