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ポケモン世界大会、日本選手が躍動!3人優勝の快挙で幕 ゲーム部門は全カテゴリ優勝で3冠「ありがとう!」


大人気ゲーム『ポケットモンスター』のポケモンバトル世界大会「ポケモンワールドチャンピオンシップス 2023」(ポケモンWCS2023)3日目(最終日)が13日、パシフィコ横浜で行われた。日本開催初となる今回の世界大会は合計50ヶ国、2000人を超えるプレイヤーが参加し、ゲーム部門のジュニア・シニア・マスター全カテゴリで日本人選手が優勝する快挙に。また、すべての部門の決勝戦が終了し、今年のポケモン世界大会で日本人選手の優勝は3人となった。

 2004年より開催された世界大会『ポケモンワールドチャンピオンシップス』は、各部門の世界チャンピオンを決めるもので、毎年、世界中から多くのプレイヤーが参加。

世界各国の予選を勝ち抜いた選手たちが大好きなポケモンたちと一緒に世界一を目指す年に一度のトーナメント大会で、過去には日本人選手も優勝するなど、ファンの間で毎年注目されている大会となっている。

 世界大会はこれまでアメリカやカナダを中心に開催されてきたが、2022年にはヨーロッパ地域として初めてイギリス・ロンドンで開催。そして、今年は初めてアジア地域で開催され、日本の横浜で開催されることになり、今年はゲーム部門・カードゲーム部門・ポケモンGO部門・ポケモンユナイト部門の4部門で世界チャンピオンを決めることになった。(※ゲームとカード部門は、年齢でわけたジュニア・シニア・マスターの3カテゴリあり、それぞれのカテゴリで世界チャンピオンを決定)

『ポケモンユナイト』部門の優勝者(チーム)はNorth America代表「Luminosity」、『ポケモンGO』部門の優勝者はアメリカのItsAXN選手に決定。

ポケモンカード部門の優勝者はジュニアは台湾のSHAO TONG YEN選手、シニア部門はブラジルのGABRIEL FERNANDEZ選手、マスターはアメリカのVANCE KELLEY選手となった。

 ゲーム部門の決勝戦が行われるまで、今大会の日本人選手の優勝は出ておらず、ファンの間からは自国開催もあり、「誰か、優勝トロフィーを取ってくれ!」と願う声があがっていたが、ゲーム部門のジュニアカテゴリ決勝戦は日本人対決となり、日本人選手の今大会優勝第1号が確定。海老澤昊空選手、鵜飼航平選手の日本人対決は海老澤選手が勝利し、今大会の日本人選手の優勝第1号となった。

 シニアカテゴリ決勝戦は小川智也選手(日本)、Robbie Schaaij選手(オランダ)が対戦。小川選手が勝利して今大会(ポケモンWCS2023)日本選手の優勝2号目となった。

 そして、マスターカテゴリ決勝戦はKimura Shohei選手(日本)とMichael Kelsch選手(ドイツ)の対決となり、Kimura選手が優勝。これによりゲーム部門は全カテゴリで日本人選手が優勝する快挙となった。

 優勝インタビューでKimura選手は「横浜で開催されてよかったなと思います…」と感慨。応援してくれた友人やファンに向けて「ありがとう!」と感謝した。

シニアカテゴリで優勝した小川選手は「やばいっす…!」と照れながら、司会者から「次の目標は?」と聞かれると「大学に行かないと…」とポケモンに関係ないプライベートな回答で会場を爆笑させた。

 ジュニアカテゴリで優勝した海老澤選手は「家族にも恩を返せたと思うのでうれしいです!」と喜んだ。

オリコンより転用

オリコン

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