警察の懲戒処分、全国117人 飲酒絡み事案増加 23年上半期
警察庁は20日、2023年上半期(1~6月)に懲戒処分を受けた全国の警察官と警察職員が117人(前年同期比1人増)だったと発表した。このうち、飲酒中や飲酒後の事案は、前年同期比15人増の31人だった。警察庁は、新型コロナウイルス禍が落ち着き、警察官らも飲酒の機会が増えていることが背景にあるとみて、改めて指導などを徹底する。
警察庁によると、飲酒絡みで処分を受けた31人の内訳は、わいせつやセクハラなどの「異性関係」が15人、飲酒運転などの「交通事故・違反」が14人、「暴行・傷害等」が2人だった。
全体の処分別では、免職18人(前年同期比8人増)▽停職25人(同4人減)▽減給58人(同4人増)▽戒告16人(同7人減)。理由別では、異性関係46人▽窃盗・詐欺・横領等25人▽交通事故・違反21人――の順に多かった。
117人のうち逮捕されたのは、26人(前年同期比3人減)だった。
毎日新聞より転用
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