21歳の自衛隊員が”酒気帯び運転” 基準値を超えるアルコールが検出され懲戒処分…「深く反省しています」依願退職へ
7月13日、陸上自衛隊は、北海道旭川市内で酒を飲んだ状態で乗用車を運転し、警察に検挙された自衛隊員に対し、停職3か月の懲戒処分を行ったと発表しました。
懲戒処分を受けたのは第2後方支援連隊に所属する名寄駐屯地の21歳の陸士長です。
自衛隊によりますと陸士長は7月2日に旭川市内の飲食店で食事後、有料駐車場に止めていた車を運転して帰宅しようとしました。
駐車場を出て300メートルほど進んだところで見回り中の警察官に止められ、呼気検査を受けたところ、基準値を超えるアルコールが検出され検挙されたということです。
翌日、陸士長自ら警察に検挙されたことを自衛隊に報告しました。
車には陸士長と一緒に食事をした名寄駐屯地所属の23歳の陸士長も同乗していて、自衛隊は23歳の陸士長も停職10日の懲戒処分にしました。
自衛隊の調べに対し2人は「深く反省しています」と話しています。
自衛隊によりますと、車を運転した21歳の陸士長は警察から罰金刑を受けていて、今後、依願退職する予定だということです。
第2後方支援連隊の須藤英樹隊長は「この度の事案を受け、今後は隊員に対する指導及び教育を徹底し、再発防止に万全を期す所存です」とコメントしています。
UHB 北海道文化放送より転用
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