大塚家具 2018年12月期決算の発表を1日延期
- 企業・経済
- 2019年2月15日
第三者割当増資による資本増強などが報道された(株)大塚家具(TSR企業コード:291542085、江東区、大塚久美子社長)は2月14日、予定していた2018年12月期の決算開示を延期することを発表した。明日15日に発表する予定。
大塚家具は、延期の理由を「見積計算の根拠資料の収集に時間を要し、決算作業が当初の予定よりも遅れていることから、決算確定に時間を要している」としている。
大塚家具は同日午前、「企業連合やファンドと第三者割当増資にて数十億円規模の業務・資本提携を検討しているとの報道について、資本・業務提携を多面的に検討し複数社と協議しているが、具体的に決定した事実はない」と公表していた。
2018年12月期の業績予想の売上高376億3400万円(前期比8.4%減)、営業損失▲51億円(前期▲51億3600万円)、経常損失▲52億円(同▲51億4400万円)、当期純損失▲34億2600万円(同▲72億5900万円)について、「開示上修正を要する変更は現時点でない」としている。
3期連続の赤字見通しと業績不振が長期化しており、抜本的な立て直し計画の策定が急務となっている。
一言コメント
何れにしても厳しい決算になりそうだ。
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