窃盗などの罪の元警察官に懲役3年6か月求刑 検察「警察官だから得られる情報を悪用」大分
窃盗などの罪の元警察官に懲役3年6か月求刑 検察「警察官だから得られる情報を悪用」大分© TOSテレビ大分
他人名義のキャッシュカードで金を引き出し盗んだ罪などに問われている別府警察署の元警察官の男の裁判が7日、大分地裁で開かれました。
検察側は懲役3年6か月を求刑しました。
窃盗と邸宅侵入の罪に問われているのは、別府警察署地域課の巡査だった伊藤巧打被告24歳です。
起訴状などによりますと、伊藤被告は2023年1月、女性が亡くなっていた別府市内のアパートを職務で訪れた際にキーケースを盗みました。
後日、そのカギを使って部屋に侵入し女性のキャッシュカードなどを盗み、現金200万円を引き出して盗んだなどとされています。
大分地裁で開かれた裁判で検察側は「現金を引き出す際、防犯カメラが少なそうな場所を選ぶなど、警察官であるからこそ得られる情報に基づき犯行に及んでいたと言える。立場を悪用した極めて悪質な犯行」などと指摘し懲役3年6か月を求刑しました。
裁判は7日で結審し6月26日に判決が言い渡されます。
TOSテレビ大分より転用
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