ウクライナ、ロシアのドローン58機を撃墜 イランに制裁科す動きも
- 国際
- 2023年5月29日
ウクライナ軍参謀本部は28日夜、首都キーウなどで前日深夜から攻撃を始めたロシア軍の無人航空機(ドローン)について、59機のうち58機を撃墜したと発表した。いずれもイラン製とされ、ウクライナではイランに経済制裁を科す動きが出ている。
同本部によると、ロシア軍は27日深夜から28日にかけて、キーウを含む広範囲に計91回の空爆を加えたほか、ウクライナ軍の陣地や人口密集地を多連装ロケットで25回攻撃した。
ゼレンスキー大統領によると、今回のドローン攻撃は過去最大規模で、ウクライナ軍はキーウ州と首都キーウでは36機のドローンを撃墜した。地方検察当局はこの攻撃により、キーウ市内で少なくとも1人が死亡したとしている。また、ウクライナメディアは、中西部ジトーミルで集合住宅や教育施設、医療施設など26棟が被害を受けたと伝えた。
朝日新聞より転用
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