ソフトB・周東 3盗塁&WBC準決勝ばり劇勝生還 さすが世界のスピードスター
- スポーツ
- 2023年4月12日
◇パ・リーグ ソフトバンク4―3日本ハム(2023年4月11日 ペイペイD)
眠れる“足”が目覚めた。延長10回無死から中前打で出塁したソフトバンク・周東は、日本ハム・ロドリゲスのモーションを盗み、近藤の3球目に完璧なスタート。今季1盗塁だった韋駄天(いだてん)が、一夜で3盗塁。無死満塁から栗原の犠飛でサヨナラのホームへと滑り込んだ。
同じくサヨナラのホームを踏んだWBC準決勝のメキシコ戦を思い出させるスライディングだったが「あそこまで栗原が飛ばしてくれたし、ある程度の人は帰れます(笑い)」と27歳は謙遜する。
開幕8試合1盗塁とWBCの影響は“足”にもあった。侍ジャパンでは4試合に出場し、盗塁0。緊迫した試合展開が多く、走る機会は少なかった。「思ったより、反応が鈍かった」と開幕後、盗塁のスタート勘のずれに悩んだ。まだまだ、完全ではないが「もっと自信を持ちたい」ときっかけはつかんだ。
通算4盗塁として、パ・リーグ1位に急浮上。周東は「足を生かせるように打撃をもっと頑張りたい」と貪欲にさらに上を見た。
スポニチアネックスより転用
コメントする