居眠り運転で人身事故、小学校教諭を減給処分 岐阜県教委
岐阜県教育委員会は7日、出勤中に居眠り運転で人身事故を起こしたとして恵那市立山岡小学校の男性教諭(30)を減給10分の1(1カ月)とするなど、2件の懲戒処分を発表した。処分は6日付。
教諭は2021年8月20日朝、恵那市の国道で乗用車を運転中、居眠りして対向車線にはみ出し、50代女性の乗用車と衝突。女性は首に2週間のけがを負った。その後、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の罪で摘発され中津川簡裁から罰金50万円の略式命令を受け、納付した。
県教委によると、前日に寝付けず睡眠不足だったという。自宅から約60キロを約1時間かけて通勤しており、この日は途中で一度休憩していることから居眠りをしそうな状況を自覚していながら運転したことを重くみて処分内容を決めた。
ほかに昨年12月、授業中に男子児童の頭をたたいてけがを負わせる体罰をした各務原市内の小学校勤務の男性教諭(55)については戒告の処分とした。
岐阜新聞社より転用
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