元大関・朝乃山は東十両筆頭で再入幕ならず 正代は関脇から平幕に転落…春場所新番付が発表
- スポーツ
- 2023年2月27日
日本相撲協会は27日、大相撲春場所(3月12日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。元大関で先場所十両Vの朝乃山(高砂)は東十両筆頭となり、期待されていた再入幕はならなかった。新関脇には霧馬山(陸奥)が、新入幕には東前頭14枚目・金峰山(木瀬)、西14枚目・武将山(藤島)、東15枚目・北青鵬(宮城野)の3人が昇進を果たした。
大栄翔と翔猿(ともに追手風)が小結に復帰。正代(時津風)が西関脇から西前頭筆頭に、明生(立浪)が東小結から西4枚目に、高安(田子ノ浦)が東関脇から西7枚目に番付を下げた。また、栃ノ心(春日野)と逸ノ城(湊)が十両に転落。元幕内の照強は、西十両10枚目から西幕下筆頭に落ちた。 所要1場所での史上最速新十両昇進となった落合は、西十両14枚目に。外国出身力士としては史上2位のスロー昇進となる所要68場所で新十両となった玉正鳳は東13枚目となった。
再十両は西13枚目・友風(二所ノ関)と東14枚目・徳勝龍(木瀬)。友風は2020年春場所以来17場所ぶりの十両で、幕内経験者が序二段降下後に十両復帰は照ノ富士(伊勢ケ浜)、宇良(木瀬)以来史上3人目のカムバック。徳勝龍の36歳6か月での再十両は戦後4番目の高齢昇進となった。
報知新聞社より転用
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