警官、4回の飲み会で女性職員5人の体触る…県警「被害者に処罰感情ない」と立件見送り
女性職員へのセクハラ行為を繰り返したとして徳島県警は27日、県内の警察署に勤務する20歳代の男性巡査を停職6か月の懲戒処分とした。
発表では、男性巡査は昨年7~10月、飲食店で行われた警察職員同士の飲み会で、同席していた女性職員の体を触った。飲み会は4回開かれ、計5人が被害に遭っていた。10月には、飲み会後に訪れた男性職員(20歳代)の自宅のベランダで、酔って横になっていた男性職員に、丼に入れた水を数回かける暴行を加えたという。
男性巡査は県警監察課の調べにセクハラ行為を認め、「嫌がっていないと思った」と話したという。被害者に処罰感情がないとして、県警は強制わいせつや暴行容疑での立件は見送った。
同課は「警察職員としてあるまじき行為で、県民に深くおわびする」とコメントした。
読売新聞より転用
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