捜査2課の警部ら、日当を不正受給しようと日誌改ざん…宮崎県警が書類送検
宮崎県警は20日、捜査車両の運転日誌などを改ざんし、日当を不正に受給しようとしたとして、捜査2課の男性警部(40歳代)ら4人を虚偽有印公文書作成・同行使や詐欺未遂などの容疑で宮崎地検に書類送検した。
宮崎県警察本部© 読売新聞
他の3人も捜査2課の男性巡査部長で、いずれも30歳代。発表によると、4人は2022年6月20日頃~7月12日頃、捜査車両の運転日誌などに記入する走行距離や乗車人数を水増しして改ざんし、日当を多く受給しようとするなどした疑い。警部の指示で行い、いずれも容疑を認めているという。
県警によると、重要な捜査のため、車で100キロ以上移動すると日当が支給される。受給前に不正が分かり、不正に申請した計6950円は支給されなかった。
警部は調べに対し、「少しでもお金が出れば、部下の士気も上がると思った」と答えたという。県警は20日、警部を戒告の懲戒処分、巡査部長3人は所属長注意とした。
読売新聞より転用
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