ポーランド爆発 バイデン氏、ポーランド大統領と電話協議
- 国際
- 2022年11月16日
© 毎日新聞 提供 バイデン米大統領=インドネシアで2022年11月15日、ロイター
米ホワイトハウスによると、インドネシア・バリ島を訪問中のバイデン大統領は16日、ポーランドでの爆発に関して同国のドゥダ大統領と電話協議した。随時報告を受けて、状況を注視しているという。サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)もポーランドの国家安全保障局のシウィエラ局長と電話で協議した。
米国家安全保障会議のワトソン報道官は声明で「現時点では報道内容や爆発の詳細を裏付けることはできない。我々は何が起こったかを特定し、適切な措置をとることになる」と説明している。
ロイター通信などは15日、ウクライナとの国境に近いポーランド東部プシェボドフで爆発があり、2人が死亡したと報じている。この日はウクライナ全土にロシア軍によるとみられるミサイル攻撃が展開されており、その一部がポーランドに着弾した可能性が指摘されている。仮にロシアのミサイルだった場合、北大西洋条約機構(NATO)加盟国で直接的な犠牲者が出たケースとなり、欧米側の強い反発は必至だ。【バリ島・鈴木一生】
毎日新聞より転用
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