「勝つことを意識した」田中希実が”後方から一気”の新パターンで女子1500㍍大会新V【陸上】
- スポーツ
- 2022年9月24日
© 中日スポーツ 提供 女子1500メートル決勝で大会新記録で優勝した田中希実
◇23日 陸上全日本実業団対抗選手権(岐阜メモリアルセンター長良川競技場)
女子1500メートルで、東京五輪8位入賞代表の田中希実(豊田自動織機)が4分10秒41の大会新記録で優勝した。序盤は後方でレースをうかがい、残り1周の鐘でラストスパートで先頭に立つと、そのままゴールした。
雨天でのレースに「天気もあったので、世界陸上の標準を狙うとかよりも、勝つことを意識した」と振り返った。序盤からレースを引っ張ることが多い田中だが、「いつもと違う形で戸惑いや焦りが出てしまった。自分を制御しきれなかった」と課題を口にした。
25日の5000メートルにも出場予定で「留学生が多いので、世界陸上に近く、もう一度チャレンジできるようなイメージをもっている」と話した。
中日スポーツ より転用
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