日経平均、一時800円超下落 米国の利上げ加速の見方広がる
- 政治・経済
- 2022年9月14日
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一時800円以上の下げ幅を見せた日経平均株価を示す街頭のモニター=2022年9月14日午前9時7分、東京都中央区、西岡臣撮影
東京株式市場で14日午前、日経平均株価が一時、前日の終値より800円超下げた。米国で激しい物価上昇が続くことから、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締めをさらに加速させるとの見方が広がり、株を売る動きが強まり、日米で大幅な株安となっている。
株安の要因は、前日に発表された米国の8月の消費者物価指数(CPI)。前年同月比の伸びが市場予想を上回り、FRBが物価高を抑えるために大幅な利上げを続けるとの見方が広がった。米国の利上げで米景気が今後、悪化するとの不安から、13日の米ニューヨーク市場は主要企業でつくるダウ工業株平均が1200ドル超下落。14日の東京株式市場でも取引開始直後から、全面安の展開になった。
朝日新聞より転用
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